イタリア大好き イタリアガイドブック 忍者ブログ
イタリアに関する役立ち情報、おいしいもの等を紹介したいと思います。 リンクはフリーです。
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プロフィール
HN:
Vino Vino
年齢:
24
性別:
非公開
誕生日:
1999/12/31
職業:
イタリアマニア
趣味:
イタリア放浪
自己紹介:
イタリアのワイン好き、食べ物が好き、ファッションが好き、人が好きのイタリア狂です。(笑)
そんな私の気になるイタリアを紹介していきたいと思います。
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ナポリと南イタリアを歩くナポリと南イタリアを歩く
小森谷 賢二 /小森谷 慶子
新潮社 刊
発売日 1999-11




歴史の説明などがコンパクトに終結されている 2003-03-03
わたしはこの本を持ってナポリとその海沿いの周辺を旅して来た。本に出ているその場所に着くと適当に腰掛けて、この本を開きその場所の箇所を読む。通常のガイドブックと違い、写真と文章が交互にレイアウトされていて、でも不思議に読み易かった。 それに重くて分厚いガイドブックとは違って軽くて大きさも丁度いいのに内容は濃い。著者がいかにイタリアに愛情を持って書いているかが伝わって来る感じがする。

南イタリアの生き生きとしたイメージが湧く本 2003-03-03
素敵な写真がふんだんに盛り込まれ、各都市・街の記述も、簡潔なため、南イタリアの旅行の計画を立てるのに手放せない一冊となった。特にナポリは、地図も充実しており、ウォーキングの参考ルートなどもあるので、来月の旅行に携帯していくつもり。旅行前から、この本を読むと行った気になるから不思議だ。南イタリアのイメージが続々湧いてくる本。願わくば、ナポリ以外の町々について、歴史や都市計画などもう少し詳しい説明があれば、使い道がもっと広がると思う。

南イタリアを胸に引き寄せる一冊 2002-05-05
南イタリアに旅行するのに参考になるガイドブックを探そうとしたら、行きたい場所を紹介しているものがほとんどないときに見つけたのが、この「ナポリと南イタリアを歩く」。同じ筆者のシチリア編とともに、写真が美しく、その地の歴史にも適度な切り込み加減を見せている部分が魅力的な本で、旅行に行く人も行かない人も買って損のない良質な仕上がりとなっている。ホテルやレストラン予約・交通機関の時刻といった旅行のノウハウよりも、南イタリアという土地と歴史、そして生活の匂いへの思い入れを大事にして、地図を持たずに街を迷いたい人にとって必携の一冊と言える。


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イタリア古寺巡礼イタリア古寺巡礼
和辻 哲郎
岩波書店 刊
発売日 1991-09




ぶれない視点の見つめる先に 2004-01-14
 この本は1927年に著者がイタリアを旅行した時に、妻に宛てた手紙を元にした本らしい。だから実際には75年以上も前の記述なのだが、全く古びた感じがせず、間違いなく現代にも通用すると思う。巻末の解説でも触れられているように、下手に写真に頼ることができない時代の記述だからこそ、文章それ自体の表現が色あせないのかもしれない。 さらに読んでいて気付かされるのは、著者の視点が全くと言って良いほどぶれない、ということ。豊かな知識(日本文化だけでなく西洋文化も)に裏打ちされた終始一貫した見方で、どれほど名の通ったルネサンスの巨匠の作品であってもその名前に気圧されることなく、素晴らしければ賞賛して、気に入らなければ批判する。…その目は間違いなく「日本人」の目であることを感じさせる。芸術や建築だけでなく風土習俗の描写でも、日本のものとの対比が随所になされていて、特に気候や自然に関しての比較が鮮やかで印象に残った。…あ、比較的簡素なものが好きな様子なんかは、今の日本人も変わっていない様子。 実は、和辻哲郎については名前を知っている程度で、業績などは巻末の解説を読むまでなにも知らなかったが、著作に『古寺巡礼』や『風土』があることを知って、その視点のあり方が納得できた。残念なのは著者がベネチアで病気になってしまって、ベネチアの記述が薄いところかな。 いつかイタリアへ行くときに、忘れずに持って行きたい一冊。

もっと早く読めばよかった 2003-06-10
この本は著者がイタリアを中心にヨ−ロッパを旅行していたときに
日本へ宛てた私信を集めたものである。イタリア美術紀行と言って
よい。ロ−マ、ナポリ、シチリア、アシシ、フィレンツェ、ボロ
-ニャ、ラヴェンナ、パドヴァの美術館が中心となっている。惜しい
ことにヴェネチアで著者は病気にかかってしまい、この方面の記述は
ほとんどない。著者の批評はたとえ相手が名だたる大家であっても鋭くばっさり
と切り込む。もちろん、ほめるときは激賞する。西洋美術を日本人が見るとこう考えるのかと同じ日本人である
読者は共感するに違いない。美術品自体は著者が見たものと同じ
ものを我々は見ることになるので、本書は古さを全く感じさせない。
現代でも十分に役に立つ。もっと早!く本書に出会いたかった。
これを片手に美術館めぐりができればどんなによかったであろう
にと後悔することしきりである。

今も昔も 2002-12-19
多くの方が、イタリアのすばらしさを堪能した経験をお持ちであろう。歴史に翻弄されながらも、ヨーロッパの中心であることに、違いは無い。そのイタリア旅行記である。しかも、70年以上前の記述である。しかし、今あなたが行っても同じイタリアを楽しめるにちがいない。私自身も和辻哲郎氏の辿った旅程を旅したことがある。しかし、勉強不足であった。こんなに深く、私自身は感じなかったことがとっても残念である。次回同じ旅程をたどれるのならば、この著作は必携である。もちろん、塩野七生氏の案内記も持っていくに越したことはないだろう。
今も昔も変わらぬイタリアにドップリ浸るためにも。


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素顔のフィレンツェ案内素顔のフィレンツェ案内
中嶋 浩郎 /中嶋 しのぶ
白水社 刊
発売日 2003-08




日本語のフィレンツェ本としては最高! 2005-02-12
私はフィレンツェ大学に1年留学したが、行く前も、滞在中も、帰国後もこの本を読んで楽しんだ。現地に住む日本人はみな、長く日本語教師をしてきた中島先生のことは知っている。観光スポットで売られているガイドの日本語版の訳も中島先生が担当しているものが少なくない。そういう著者だから、上っ面の観光印象記ではなく、バスの乗りこなし方やイタリアのレバーの味、大学生の生活状況など、フィレンツェ人の生活についても教えてくれる。シニョリーア広場、ポンテ・ヴェッキオ、サンタ・クローチェなど日本人が必ず行く場所の歴史の正確な蘊蓄はもちろんのこと、サント・スピリトやフィエーゾレなど、目立たないが実はフィレンツェという街の理解に欠かせない場所も教えてくれる。まちがいなく、日本語で書かれた最良のフィレンツェ案内本だ。

フィレンツェの魅力を静かに楽しむために・・・ 2004-02-03
フィレンツェ在住15年以上の著者夫妻が、魅力あふれる街を主な観光スポットを軸に12地区に分け、各地区に関連した年中行事や歴史、そこで暮らす人々の素顔などを紹介しています。著者のお気に入りの場所、レストラン、サッカーチームなどについては、その変遷、エピソードなども交えて、そこで暮らす人の視点で語られているので、とても面白かったです。観光客だけをターゲットとするきらびやかなガイドブックなどとは違い、本当のフィレンツェの魅力を静かに伝え、読者の好奇心を掘り起こしてくれる本です。私もフィレンツェに2回行ったことがありますが、この本を読み返して、路地裏の片隅の燻し銀のように光輝くお店を見つけたり、観光名所を以前とは違った角度から楽しんだりするために、また是非訪れたいと思います。


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