イタリア大好き イタリア紀行 上 (1) |ゲーテ 忍者ブログ
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1999/12/31
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イタリアマニア
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イタリア放浪
自己紹介:
イタリアのワイン好き、食べ物が好き、ファッションが好き、人が好きのイタリア狂です。(笑)
そんな私の気になるイタリアを紹介していきたいと思います。
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イタリア紀行 上 (1)イタリア紀行 上 (1)
ゲーテ
岩波書店 刊
発売日 1960-01




意外に古くない 2004-11-10
 1786-88年にイタリア旅行を行ったゲーテが、1816-17、29年に旅行記としてまとめたもの。旅行の際につけていた日誌や書簡を下敷きにしてはいるが、30年たっての刊行ということもあり、ずいぶんと手が入れられていて、フィクションに近い部分も少なくないらしい。
 上巻はドイツを出発してから第一次ローマ滞在まで。パラディオの建築で有名なヴィチェンツァ、聖フランチェスコのアッシジなど、現代ではマイナーな土地の観察が面白い。ヴェネツィアやフィレンツェには比較的冷ややかで、ゲーテの独特の感性を垣間見せてくれる。
 イタリアへの憧れと現実、教皇や一般のカトリック信徒への視線にも、北方人であるゲーテの複雑な思いが映し出されていて興味深かった。
 この時代に書かれたイタリア旅行記としては最高のものであろう。
 翻訳が出たのは1942年だが、思ったほどの古さは感じられなかった。名訳。

「イタリア紀行」―20歳はこう読む 2003-04-29
この紀行文は18世紀に書かれたものではありますが、今日もなお、イタリア
の自然や古典文化に惹かれてイタリアを旅する人々にとって充分有益な内容を
有するものであると思います。訪れる先々で見る自然や絵画・彫刻・建築・
各種美術品、また社会の風俗などについてゲーテが何を感じ、考察し、その
思考をいかに言葉を尽くして明瞭に表現したか(translated into Japanese
ですが)をたどることは、確かに価値のあることだと思います。読者がまだ
見たことのないものに関する記述ならば予備知識の一つにできるし、既に
見たものに関するものならば、自分にない、または自分と共通の考えを見つけ
それを解釈することで、自然や芸術を眺める自分の視点を広げることができ
るからです。また、数多くの訳注もやはり貴重な知識を与えてくれます。私の場合、例えば
ギリシャ神話にあるプロセルピナ誘拐の故事はシチリア島のエンナという街に
伝わるものだと知り、改めてシチリア島への憧れを掻き立てられました。
今日イタリア旅行のための現実的手段や最新の情報を求めるなら、各種ガイドブックやインターネットを利用すればよいのです。そのような面での利便性!
初めから「イタリア紀行」の価値をはかる物差しとはなり得ないのです。

ゲ−テのイタリア紀行 2002-03-11
ゲ−テの体験したイタリア旅行の記録である。註があまりにも多くて
読むのに骨が折れることと今日イタリアを旅行する者にとっては参考
になることはほとんど書かれていないことを除けば、第一級の旅行記
として大変おもしろく読める。訳文は古臭く感じる人もいるかもしれないが、なかなか名文であると思う。本書を読むとゲ−テの人となりがよくわかるような気がしてく
るから不思議である。


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