イタリアに関する役立ち情報、おいしいもの等を紹介したいと思います。
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プロフィール
HN:
Vino Vino
年齢:
25
性別:
非公開
誕生日:
1999/12/31
職業:
イタリアマニア
趣味:
イタリア放浪
自己紹介:
イタリアのワイン好き、食べ物が好き、ファッションが好き、人が好きのイタリア狂です。(笑)
そんな私の気になるイタリアを紹介していきたいと思います。
そんな私の気になるイタリアを紹介していきたいと思います。
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物語イタリアの歴史―解体から統一まで
藤沢 道郎
中央公論社 刊
発売日 1991-10
心なごみ心ふるわす歴史夜話 2005-09-18
中公新書・物語〜の歴史シリーズでは「北欧」「バルト三国」「ラテン・
アメリカ」と読んできたが、本書「イタリアー解体から統一まで」が
一番読み応えがあった。編年体の歴史叙述ではなく、10人の著名人の
事績を描きながら、各々の時代背景をうかびあがらせている。一種の
歴史夜話のスタイルで、そのへんに読みやすさや面白さが感じられる原
因があろう。
ここに扱われている10人は、アッシジの聖フランチェスコ、美術家ミ
ケランジェロ、作曲家ヴェルディといった周知の人物から、皇女ガラ・
プラキディア、女伯マティルデ、サルディニア王ヴィットリオ・アメデ
ーオといった我が国では知名度の低い、ややマニアック(?)な人物
までが著者の生き生きした筆致により、血の通った存在として現れてくる。
またマティルデや皇帝フェデリーコの物語では、中世ヨーロッパを呪縛し
た皇帝権力と教皇権力との葛藤の歴史がうかがえる。コジモ・ディ・メデ
ィチとミケランジェロの章はイタリア・ルネサンス期の歴史背景を巧みに
織り込んで、本書のクライマックスを形成しているといってよい。
とにかくイタリアという古代ローマ以来ヨーロッパの重心として大きな影
響力を世界に及ぼした国の華麗にして複雑な歴史に私たち極東の民を招き
入れてくれる好著として皆さんにおすすめできる。
わかりやすいイタリアの物語 2004-11-11
モンタネッリの著述の翻訳で知られる著者の独自の作品です。古代から近代にまで至るあらゆる時代の歴史上の人物を中心としてその時代の様子を描写しています。中公新書の他の歴史物語シリーズの中でも特に読みやすい構成となっていて、複雑なイタリア史をいくらかでも理解が深まるようになっています。この本を読むことによって、さらにイタリアについて関心を深める事もできるでしょう。
物語イタリア史上の著名人 2001-12-02
何千年にもわたるイタリア史をどのようにして一冊の新書に収めることが出来るのかと思っていたら、「物語イタリアの歴史」ならぬ「物語イタリア史の著名人」というべき作品だったのですね。 ローマ帝政末期の既にキリスト教化された皇女の一生から始まり、サン・フランチェスコの生涯や神聖ローマ帝国のフレデリクス帝、ボッカチオ、ミケランジェロ、カサノーヴァら名高い人物の伝記がコンパクトにまとめられていて、たいそう読みやすい本に仕上がっています。 この新書「物語−−−の歴史」シリーズの中では最も出来の良い作品の1つかと存知ます。イタリアやその文化、また歴史、伝記、美術、文学など人間の営為に何らかの関心のある方々にとっては、決して読んで損のない新書だと申せましょう。 でもイタリアならば、各都市別に「物語ヴェネツィアの歴史」とか「物語ナーポリの歴史」、「物語ミラーノの歴史」、「物語ローマの歴史」、「物語ラヴェンナの歴史」、「物語フィレンツェの歴史」、etc. が作れましょうに。国によって歴史の長さや地域の大小、文化史的な重要度などに差異があるのですから、次回は、こうした都市ないし地域別の歴史シリーズを上梓して頂きたいものです。出来るだけ興味深い史話やアネクドートを加味した読みやすいシリーズを。
さらに詳しい情報はコチラ≫
藤沢 道郎
中央公論社 刊
発売日 1991-10
心なごみ心ふるわす歴史夜話 2005-09-18
中公新書・物語〜の歴史シリーズでは「北欧」「バルト三国」「ラテン・
アメリカ」と読んできたが、本書「イタリアー解体から統一まで」が
一番読み応えがあった。編年体の歴史叙述ではなく、10人の著名人の
事績を描きながら、各々の時代背景をうかびあがらせている。一種の
歴史夜話のスタイルで、そのへんに読みやすさや面白さが感じられる原
因があろう。
ここに扱われている10人は、アッシジの聖フランチェスコ、美術家ミ
ケランジェロ、作曲家ヴェルディといった周知の人物から、皇女ガラ・
プラキディア、女伯マティルデ、サルディニア王ヴィットリオ・アメデ
ーオといった我が国では知名度の低い、ややマニアック(?)な人物
までが著者の生き生きした筆致により、血の通った存在として現れてくる。
またマティルデや皇帝フェデリーコの物語では、中世ヨーロッパを呪縛し
た皇帝権力と教皇権力との葛藤の歴史がうかがえる。コジモ・ディ・メデ
ィチとミケランジェロの章はイタリア・ルネサンス期の歴史背景を巧みに
織り込んで、本書のクライマックスを形成しているといってよい。
とにかくイタリアという古代ローマ以来ヨーロッパの重心として大きな影
響力を世界に及ぼした国の華麗にして複雑な歴史に私たち極東の民を招き
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わかりやすいイタリアの物語 2004-11-11
モンタネッリの著述の翻訳で知られる著者の独自の作品です。古代から近代にまで至るあらゆる時代の歴史上の人物を中心としてその時代の様子を描写しています。中公新書の他の歴史物語シリーズの中でも特に読みやすい構成となっていて、複雑なイタリア史をいくらかでも理解が深まるようになっています。この本を読むことによって、さらにイタリアについて関心を深める事もできるでしょう。
物語イタリア史上の著名人 2001-12-02
何千年にもわたるイタリア史をどのようにして一冊の新書に収めることが出来るのかと思っていたら、「物語イタリアの歴史」ならぬ「物語イタリア史の著名人」というべき作品だったのですね。 ローマ帝政末期の既にキリスト教化された皇女の一生から始まり、サン・フランチェスコの生涯や神聖ローマ帝国のフレデリクス帝、ボッカチオ、ミケランジェロ、カサノーヴァら名高い人物の伝記がコンパクトにまとめられていて、たいそう読みやすい本に仕上がっています。 この新書「物語−−−の歴史」シリーズの中では最も出来の良い作品の1つかと存知ます。イタリアやその文化、また歴史、伝記、美術、文学など人間の営為に何らかの関心のある方々にとっては、決して読んで損のない新書だと申せましょう。 でもイタリアならば、各都市別に「物語ヴェネツィアの歴史」とか「物語ナーポリの歴史」、「物語ミラーノの歴史」、「物語ローマの歴史」、「物語ラヴェンナの歴史」、「物語フィレンツェの歴史」、etc. が作れましょうに。国によって歴史の長さや地域の大小、文化史的な重要度などに差異があるのですから、次回は、こうした都市ないし地域別の歴史シリーズを上梓して頂きたいものです。出来るだけ興味深い史話やアネクドートを加味した読みやすいシリーズを。
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